産廃施設めぐる知事発言 「決意」真意明かさず (下野新聞 07.09.27「記者席」より)
「知事の『決意』のほどをうかがいたい」
26日の県議会一般質問で、那須塩原市内に産業廃棄物処理施設が集中している問題を取り上げた地元の阿部寿一県議(無所属県民クラブ)は、福田富一知事の「とちぎ元気フォーラム」での発言の真意をただした。
同市内には稼働中の産廃最終処分場8ヵ所が集中し、既に埋め立て完了した処分場は約120箇所に上る。このため、今月9日に同市内で開かれた元気フォラムでは、参加者から「行政の対応は不適切」など県への批判が続出。
知事は、「地元として業者と環境保全協定を結べないとの意志を明確にしてほしい][地元の意志がはっきりしたものについては私も決意を持って臨みたい]と発言していた。
阿倍氏は、一般質問で知事の「決意」発言を取り上げ[心強く受け止めた]と評価。その上で産廃施設への規制強化を強く求めたが、知事は[那須塩原市と勉強を重ね、さらなる規制をかけられるか検討している]と回答するにとどまった。
県民との対話の場で示された「決意」。その真意が明らかにされることはなかった。