那須塩原市・青木地区産業廃棄物最終処分場の計画に反対します。
青木地区
産業廃棄物対策委員会
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青木地区産業廃棄物処分場 第二回現地調査  2006/10/9(月)  
旧黒磯地区には既に終了したものも含めると150以上の産廃処分場が存在するといわれております。今回、産業廃棄物対策委員会のメンバにと共に、現地調査に参加いたしました。その様子をご報告いたします。

 
  最初に訪れたのは今年(2006年)7月に那須疎水へ汚水を流した西岩崎の最終処分場施設です。幹線の横断道路からでは内部は覗えませんが、脇道に入りフェンス越しに見ると埋め立て状況がよく分かります。

左の写真右側に未だ水が溜まっている箇所がありますが、地下に水が浸透しない層があるため、ここに溜まった水を排水ポンプで汲み上げて場内の別の場所に排出したとのことです。

 
  排出された汚水は場外へ流れ出し、左の写真手前の坂を流れ落ちて、写真中央のガードレール付近から那須疎水に流れ込みました。付近住民の方々の話ではブクブクと泡だって硫黄のような臭いがしたそうです。
この疎水は下流で鳥野目浄水場に繋がっており、那須塩原市の上水として使用されています。既に市民の健康が冒されているという事実に慄然とさせられます。

 
  次に亀山地区の別の最終処分場へ向かいました。クルマから下りると異臭が鼻をついてきます。安定5品目であればにおいはしないはずですから有機物が埋められているのでしょう。この処分場では石膏ボードを埋めていたとの目撃情報もあります。(古い石膏ボードにはアスベストを含むものが存在するため、現在石膏ボードを安定型処分場に埋めることは禁じられています。)

 
    3番目に訪れたのは西岩崎にある中間処分場です、廃棄物の種類の欄に「廃石綿等」と書かれているのでアスベストの処理を行っているようです。アスベストが運び込まれていると聞くだけで不安になりますが、さらにここに持ち込む前に近隣の中間処分場にて一時的にアスベストを保管したいとの話が持ち上がっています。当然住民としては反対をしていますが結論は未だでておりません。 

    そのアスベストの一時保管候補地となっている中間処分場を視察しました。写真奥の施設が中間処分場ですが、風下側の空き地には風で飛ばされたビニール屑が散乱しています。

ここにアスベストを保管して冬の那須おろしに吹かれた場合、花粉より軽いといわれるアスベストはどこまで飛散するのでしょうか?産廃問題は青木地区だけでなく風下の黒磯市街や大田原の住民にとっても他人事ではなく深刻な問題となっています。

 
    次に訪れたのは既に終了した処分場跡地です。ここは埋め立てを行っていたときはかなり問題になった処分場で、農道を通っていくと、県が設置した監視カメラがありました。

    ワンボックス車がようやく通れる程度の狭い農道を当時は不法投棄のダンプが往来していたそうです。問題のエリアを入り口から覗いて見ると直ぐ脇にドラム缶が放置されていました。中に何が入っているのかはわかりません。 

怖いのでそれ以上近寄る気にはなれませんでした。県の担当課長は業者に対しては厳しく指導をしていると言っていますが実態は野放しであることを現地を視察して実感します。

 
    さらに他のミニ処分場跡地を視察しました。200坪程度のミニ処分場で別荘地として売り出したようですが、買い手がつかないまま転売を重ねて産廃業者へ渡ったとのことです。周囲の土地と明らかに植生が異なり、ススキやカヤなどの雑草しか生えない荒地となっています。建設現場用のハウスが放置されていますが、この中にも何が入っているかわからない不気味さが漂います。 

    左の写真は産廃跡地を農地へ転用した唯一の成功事例です。写真左側が産廃跡地ですが、右側のトウモロコシに比べて青白く、小さなトウモロコシしか育ちません。ここ以外の跡地は全て荒地のまま放置されています。 

    最後に道の駅の裏の処分場跡地に向かいました。ここは観光客で賑わう道の駅の裏手であり、周囲は住宅街になっています。こんなところにまでと驚かされます。

ここで紹介した処分場も含めてこの日は24件の処分場を調査しましたが、これでもまだ150あるといわれる処分場のごく一部です。
今後も現地調査は継続していく予定でおりますので、ご関心のある方々にはぜひ参加して実態を肌で感じていただきたと思います。 

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